自作小説のあとがき記事『永久を統べる少年』
「小説家になろう」様で書いていた自作小説「永久を統べる少年」のあとがき代わりの記事です。
※16話(最終話)までのネタバレ有ります。
※BL(ボーイズラブ)要素有り。苦手な方はご注意ください。
まずは読んで下さった方へ
短い間でしたがお付き合いいただきありがとうございました! 無事完結することができました。
自分にとっては初・BL要素有りオリジナルファンタジーでした。
とにかく書きたいものをたくさん書きました。ラブコメっぽいシーンとか、気持ちのすれ違いシーンとか、戦闘シーンとか、ラストシーンとか。
拙いところも多々あったかと思いますが……、ずっと書きたかった二人(千秋とジャック)の話が書けて個人的には満足しています。
自分だけでなくて、読んでいた方も楽しんでいただけていたらいいなぁと思って書いていました。萌えが伝わっていたら嬉しいです……><
以下、裏話などをつらつらと。語りが苦手な方はスルーお願いします~。
バトル多め書くぞ!→アルェ?
構想段階というか、ストーリーを考え始めるまでのネタはこんな感じでした。
- いわゆる『イヤボーン(主人公がピンチになって最強の力を解放して助かる)』シーンが書きたい!
- つまり魔法のある世界がいい!
- いつも強い相棒が、魔物使いのちょーつえー魔物にやられそう危なーい!が書きたい!
- バトルフィールドは火山がいいな!
- 殺伐した世界での戦闘もの書きたい!
- 主人公が特訓しても絶対勝てない世界がイイ!
- 主人公覚醒前まで超使えない子にしたい!
という感じで、バトル多めがいいな、と思っていました。実際書いてみると、強制セクハラ祭りになっていたという……。どうしてこうなった。自分でもよくわかりません。
白状しておきます
この話、初期プロットは18禁でした。
千秋覚醒後、ジャックが告白してベッドへ……という流れ。
思いついたときはノリノリだったんでしょうが、読み直していたら「いやいやなんでやねん!そんなそぶりなかったやん!」と笑ってしまったので削除しましたw
プロットもどきのtxt文書は見せられません(笑)
ジャックと千秋が一線乗り越えちゃうシーン、いつか書きたいなあ。一応そういうの想定してのキャラ設定だったし書けないことはないんですよね。出来ればストーリーでちゃんと段階踏ませたいので、書くならもっと色々考えたい。幕間として書いちゃってもいいだろうけど……。むむむ。
いや待て、それより、ロクローとケーイチ(※自作小説の過去作品です)が先だろうかw
すごくどうでもいい裏設定
千秋は、『俺様王子とわたしの異世界逃亡記』という過去作品の主人公・千夏のお兄ちゃんです。
どちらも同時期に考えていたお話なので、二人に繋がりができてしまいました。
ただ、ふたつの話がちゃんと繋がり合うようにしたとかはないです、本当に裏設定だけ。
二人が同じタイミングでトリップして、千秋が千夏を探しに旅に出る、という案もありました。
けど、千夏は別の世界(※オルフェのいる、魔法も魔物もいない世界)にいるので、結局見つからないし、それを教える術がないのでボツになりました。
うん、盛り込もうとしすぎです。書かなくて良かった。
野々部家は、父、母、千秋、千夏の四人家族。
千秋はいじわるでちょっと抜けてるけど頼りになるお兄ちゃん。
千夏はナマイキだけど素直に相手のことが考えられる妹。
父の仕事は警察官か教師かなー。母は専業主婦です。
千秋の名前の由来
千夏がオルフェにしたのと同じように、ジャックに対し千秋が自分の名前の話をするというシーンも考えてました。
でも、まだ結婚も考えていないような男の子だし、あまり『名づける』ということに関心はないかなと思いボツに。
今思えば、道徳の授業とかで自分の名前の由来を調べるとかありますよねえ。もったいなかったかなw
使わなかったネタを公開。
千秋 名前の由来
・『千』が多いという意味をあらわすこと+『秋』が豊穣の季節であること
→『実り多い人生になるように』
・『千秋(せんしゅう)』という熟語の意味、長い時間
→『長く生きられるように』、『永くその名を残すように』
親として真剣に名づけを考えてみたときは上記の通りですが、作品的には『一日千秋』=『はやくあなたに会いたい』という意味もあります。まあ、ジャックさんサイドの話じゃねーかというツッコミもありますね。