MizushitaTaru's blog

興味のあること、自作小説についてのブログです

萌えるCM Lapin chocolat

CMって、秒で割って換算したら一秒にものすごい額が掛けられてるんですよね。
もっともお金の掛かったVTRというか。宣伝効果がないといけないわけですから、すっごく計算されて作られてるもののはず。
目を引く理由を考えると面白そうで、注目して見ちゃいます。

でも個人的に印象に残るのは、インパクトや斬新さよりも、『萌え』を感じるかどうか。
と、いうわけでそんな『萌えるCM』を語ってみたいなーと記事にしてみました。
昔のCMなんかも掘り出したりして、いくつか書きたいんですが取り合えず今回はひとつ。

そのうち「萌えたCMを語ってみた」シリーズが増えるかもしれないw
増えていけばいくほどどういうのに萌えているのか、趣味が浮き彫りになりそうだ!羞恥プレイかw


スズキ ラパン ショコラ


CM/SUZUKI 『Lapin chocolat ショコラティエ篇』 西島秀俊 30秒 - YouTube

スズキの軽自動車「アルトラパンショコラ」のCMです。
新型軽自動車『ショコラ』に乗った女の子とチョコレート専門店のショコラティエ(男性店員)の、ストーリー仕立てになってます。

ストーリー適当まとめ

チョコレート専門店で買い物をする女の子。「これをください。あ、あとこれも!」おいしそうなチョコレートの前についつい色々買ってしまう。
買い物を終えて車に走って戻り、車を出そうとする。
そこへ、慌てて追いかけてきた男性店員が、コンコンと助手席の窓を叩く。「これ、お忘れですよ」購入した商品を忘れてしまったのだ。「ありがとうございます」恥ずかしそうにお礼を言って商品を受け取る女の子。
車の中を見て「かわいい車ですね」と店員が褒める。
「ショコラって言うんです」女の子の言葉に笑顔になる店員。「おいしそうですね」
去っていく車、お辞儀をする男性店員の姿が小さくなる……
「スウィートな毎日を。ショコラ デビュー スズキ」

萌えるところ

ちょっとした恋愛ものの始まり方のようなストーリー
簡単に上にストーリーを書きましたが、
このCMのストーリーのあと、「女の子がお店に通いつめて恋愛に発展」してもおかしくないなあと思うんです。そこが萌える。できれば続編とか作って欲しくない。自由に妄想したい(笑)

「かわいい車ですね」って一言だけでも色々と妄想できそう。
・男性店員が興味を持った(車にだけど)
・いや車に興味を持ったわけじゃなくて女の子ともっと話すための口実だ
・「かわいい車」から知り合ったけど、あとで女の子を「かわいい」って言うシーンとか想像できる!萌え。

同じように「おいしそう」の一言もいいですよね。
ショコラに乗っている女の子、それを見ている男の人に褒められる。胸キュンストーリーですねw
ショコラを購入して乗車して毎日を過ごしてたら素敵なストーリーがありそうな感じがとってもCM的でいいなと思います(笑)



かわいさを全面に押し出しているところが本当に女性ターゲットの商品ならではかなと思います。
かわいいと言ってもポップで派手なかわいさではなくて、『レトロ』や『オーガニック』の落ち着いた雰囲気の可愛さ。
そもそも商品のターゲットが若い年代の女性なんだそうで、雰囲気から考えるに、大人っぽい落ち着いた女性が購入層なのでしょうか。
考えてみれば免許取得できる年代から客になる可能性があるんですよねえ。
チョコレートのほろ苦さのイメージもあって、大人びたい女子とかも乗って欲しいなぁ。

ストーリー上の主人公である女の子の可愛さ(「買った商品を忘れちゃう」というようなコミカルさ、女の子のチョコを選ぶ仕草とか、車に戻る時にちょこちょこって走るシーン、着ている服などなど)も含めて、一貫したイメージがつくられてるなーと思いました。
この車にどんな印象を持って欲しいかってすごくよく分かりますよね。


「chocolat」の文字が表示されているとき、ショコラティエの男性店員がチョコレートの匂いを嗅いでいるシーンがあるんですが、映像で『おいしさ』を伝えるのは難しいし、匂いも伝わらないのに嗅いでいるのが面白いなーって思うんです。「おいしそう」と言った後だし、イメージが綺麗で好きですねー。


車のこと!

公式ページなんかにいってもらって写真なんか見るとすぐにわかるんですが、ランプの丸いフォルムやエンブレムの可愛さとか、この自動車の見た目そのものもとってもキュートです。

wikipediaを見てみたら、ラパンはそもそも若い女性がメインターゲットだったそうですねー。ラパンがフランス語でウサギの意味で、エンブレムなどにウサギがデザインされてるとか。うぉぉ、すげぇ。


CMでも外観・内装を色んなカットで見せてくれるんですが、
とくに「ショコラって言うんです」のところの後部座席から眺めてるようなカットがすきです。丸みを帯びてて、白と赤の配色の、ダッシュボード(というんだろうか)回りが運転席と助手席の座席の隙間から見えているあのシーン。
後部座席に乗っている人間がいない以上、ストーリー的には無意味なカットのように見えるんですが、購入を促すためには必要なシーンだなーと思いました。
やっぱり購入した車に四人まで乗れる以上、誰かを乗せるタイミングっていうのは来るわけですからね。乗せるといったら子どもでしょー。と色々妄想もはかどるってものです(笑)
いや、友達でもいいですけど。
乗せた人間が見てて可愛いな、素敵だなと思えるように、内装もこだわってるんだぞっ!と言われているかのような。そういう印象を持ちました。