MizushitaTaru's blog

興味のあること、自作小説についてのブログです

drama>感想 『HERO』1話/『ST赤と白の捜査ファイル』1話/『金田一少年の事件簿N(neo)』1話

こんにちは!水下です。

今クールのドラマ。皆様何をご覧になっていらっしゃるでしょーかー。
どのドラマが一番話題になるのかな。妻たちの不倫ドラマかなー(予想)
ドラマ一覧なんかを見てみると、警察もの・医療ものはもちろんあるとして、学校を舞台にしたドラマもいくつかあって選ぶ楽しみがありましたね~(もうほとんど始まってるので過去形)
春は『弱くても勝てます』しか青春ドラマなかったような(うろ覚え)
あ、弱くても勝てますは全話見ましたが、めちゃくちゃ面白かったです。青春ドラマとしても、アイドルドラマとしても個人的には大好きなドラマになりました。最終回の先生から生徒への言葉はよかったなあ…。

自分は今期は『HERO』・『ST 赤と白の捜査ファイル』・『金田一少年の事件簿NEO』を視聴する予定……です。
3タイトルだけですが、うーん、継続視聴できるかは自信がありません。
この中だと、1話みた限りでは『ST』が一番萌えそ……、もとい、好みでした。
以下、ちょこっとだけ感想かきますね。



HERO

13年前のドラマの内容とか正直覚えてなかったよ。が、マスターの「あるよ」とテレビショッピングのくだりだけは覚えてた。何故だ。
前回のヒロインが名前だけ登場していましたが、今後ゲスト出演とかで出てくるのかなー?

検察官と事務官のセット感って前回からだったのかな、なんかわきあいあいとしててノリがいいですね。あの中央の机に集まったり、それぞれの部屋に散らばったりする演出がひとつの組織、ひとつのチームという感じで好きです。
物語進まなくてもいいからあのチームがキャッキャしてるシーンいっぱいみたいです(笑)
きっと一人一人にスポットライトが当たって話が進んでくれるんだろうな!期待。

内容のこと。
犯人も動機も分かってて、でも、証拠を集めたりする過程がいいですよね。推理小説やミステリなんかではもっともっと小細工欲しくなっちゃいますが、シンプルに的確に違和感を拾い集めていくのがなるほどなーと思います。
そして、水戸黄門的な『観念しやがれ』感? たまらんですな。
なにがなんでも証拠を集めないと起訴しないもん!で(思いどおりに仕事が出来ず)翻弄される方々がかわいそーと思ってしまうけど、これが大人になったということでしょうか……。もっと柔軟に楽しもう自分(笑)

ST 赤と白の捜査ファイル

タイトルだけでバディものだと思っていたら、これも一応チームものなんですね。けっこうびっくり。
でも多分これ、赤城と百合根の物語で終わる予感がすっごくします。
STのメンバー一人一人の話掘り下げてくれたら嬉しすぎて泣くかもしれない。

演出もよかったです。
さっくり話が進んでさっくりキャラ紹介があって(もちっと欲しかったけどこれはまあいいや)さっくりこのドラマで描きたいものの趣旨説明があって、長いなーと思うシーンもなく語りすぎず、ポンポン進んでテンポいい感じ。ちょう好み。

個人的に好きだったのは、ライン(かメールか知らないけど)のメッセージやりとりの演出。

とくに赤城の要請で百合根が走らなきゃならなかったシーンですね。
短い文字がぽんぽんと出て、百合根が走っていくのにあわせてまるでゲートのように開いていくって映像だったんですが、
これねー、ラインの未読→既読状態への移行っぽいなと思ったんです。
『タッチ(自分の動作)によって、文字列が変化する』のがスマホユーザーにとって身近な、日常的な画面動作だと思うんですよね。
頻繁にメッセージやりとりした経験があるときっとこの映像の急いでいる感じというのがとっても伝わるいいシーンだと思うんです!!!
意図的じゃなくてもこれは面白いっす。過去に他の映像作品でこういう演出あったのかなー



(※以下、キャラ萌え語りです。耐性のない方はご注意ください)

赤城かわいいぜ……。萌えキャラでしょこの人……。このときめきどうしてくれようか。
過去になにがあったんだ~。百合根に(引きこもりから)助けてもらったってなんだ~気になる

・登場シーンから、百合根に手袋つけて~(もうちょっと上から目線)と赤城。何言ってんのこの人めっちゃかわいい(ドン引き)
・赤城の玄関厳重すぎ(厳重な引き篭もりですね)
・近距離でラインしちゃう赤城
・上から目線のライン「走れ」「早くしろ」
・「……もうした。」事情聴くのに失敗する赤城もえ
・キャップ(百合根)に連れられておとなしくとなりに座る赤城もえ
・なにそのきもちわるいきぐるみ(ドン引き)
・「こいつとお別れしにきました」
・「…悪かった」謝った…だと…!?ツンデレ要素もある…だと!?

(※以上、キャラ萌え語り終わり)

金田一少年の事件簿N

なんていうかそのぉ…。軽くないですかね。
なんか変、というかはっきりいって面白くなかった(好きな人すみません)。

1話なんだからもっと尺割いてはじめちゃんと美雪のいちゃいちゃを冒頭に流して欲しかったなー。
それか、はじめちゃんが過去にどんだけすごい事件を解決してきたかを流すとかね?
はじめちゃんと美雪の絆?も、はじめちゃんのすごさ?も、よーわからんまま事件発生してなんかなあ。

世界観?に引き込まれることもないまま、
推理ゲーム的に、あるいは脱出ゲーム的に 『現実味のない事件の発生→解決』だけ を見せられても、なんかなあって感じです。
いや、ほんと。人死んでも怖くないし。一体お前らは何と戦っているんだって感じでさめた目でみてしまう自分がいました。

個人的に、金田一って、じわじわ追い詰められるホラー的な演出と、登場人物(女)の発狂とエロスを楽しむものだと思ってたのです。ハハハ。

リアリティ(もしかしたらこういう事件が現実に起こりうるかも?)をちょぴっとばかし感じさせるってのは、怖さの演出としてふつうだと思うのですが。
同じ学校の生徒が死んどるんやから口うるさい先生がガミガミ言ってきたり全校生徒会があったりとかしないんどす?
きっと今の時代だったらモンペとかがガーガー言ってくるんでは?色々疑問がでてきてすごくモヤモヤしました。

ラストも、映研の残り部員がさっくりミス研にって、え? マジ? お前らの映画への情熱って…ああ映画への情熱あった人が死んだのね…。これが今のさとり世代(?)のリアルだとか言わないよな。そんなのやだ。
今後このドラマがミス研のチーム物とかになったら私見るのやめるかもしれない。ありそうで困る。


色々言っちゃいましたが、
こういう『軽さ』が作為的な演出だったとしたらどーなんだ。という視点に立ってみると結構面白いです。

例えば、ヒントの提示の演出方法が分かりやすいほど分かりやすいところ
今は脱出ゲームとか、ヒント提示されて謎を解くものが浸透しているので、それをイメージしたのかなあと思いました。違ったら恥ずかしいが気にしない。
物語に入ってサスペンスを楽しむというよりは、傍観者的にゲームとして視聴者が自分で謎を解くことを前提にした演出なのかなと。
アイキャッチ(登場人物の顔と名前、死んだかどうかw)の提示は、まあ金田一作品ほぼ採用してるモノだけど、この『視聴者の謎解き』にちゃんとあってるよね。
CM入るごとに入れてもらえるなんて、トリック当てや犯人当てを考えたい人にはCM中に色々考えられて嬉しいはず。

いま、金田一の楽しみ方として『N』が紹介したいものは、謎解きゲームドラマだと。
だから徹底的に怖さを排除…いや怖さの演出を放棄してると。
そういうことなんじゃないのかな。



以上。

三作品の感想でした。
また面白い回なんかがあったら感想書きますね。
ではでは。